こころとからだ工房 詠福堂
こころとからだ工房 詠福堂

想像力と実体験の欠如

今日、とある若いお母さんが・・・

 

「1歳の子供が居るのでアパートに住むのに、

2階だと階段があって危ないですよね。

だから1階にしようと思います。」

 

・・・って。

 

別に良いんですけど、・・少し違和感が。

 

いずれ保育園、小学校に行きイヤでも階段を

昇り降りせねばならぬ日が来るし、歩道橋、

駅、ショッピングセンター・・・階段は危な

いけど、危ないかも知れないけど、だからと

言って・・・・

 

「子供から危険体験を奪ってはイケない」

 

・・・って思うんですけどね。

 

階段を昇り降りしながら身体で覚える事って

必要だと思うんですけどね。

 

その若いお母さんにそれを言ったら

「落ちて頭を打ったらどうするんですか?」

と言われてしまい絶句しました。

 

先日、東京で10cmの積雪で小学校が休校に。

それは経験の無い方にとっては致しかた無い

事かもしれません。

 

最近は何かあると「誰が責任を取る?」と云

う風潮がありますので学校側も大変です。

 

問題は「雪合戦禁止令」が出た事です。

理由は「危ないから」だそうです。

 

この話を、先程の「階段が危ないから・・」

と言っていた若いお母さんに話したら

「馬鹿みたい。雪合戦のどこが危ないの?」

と笑っていました。

 

おやおや???(笑)

 

価値観と想像力、そして貴重な実体験をする

と云う子どもの権利を親が、大人が勝手に

はく奪している事は、「階段を避ける」と

雪合戦が危ないから禁止」が、同じ事だと

く気付くべきですね。

 

幼少期にしか出来ない体験、小学校でしか、

中学、高校、成人になる前にしか体験出来な

い事を危ないから、誰が責任を取るのだ、と

云う大人の都合、勝手で取り上げて、実体験

の無い子どもが増えています。

 

子どもらにしたら迷惑な話です。

 

こうしたらどうなるんだろう?と云う想像力。

実際にやってみたらこうなった、と云う実体

験。この2つが、極端にはく奪されているの

が現在の子ども達だと思います。

 

体験をはく奪している事の方が非常に危険な

事だと思います。